私はアノニマス(名無し)でいい
誰にも分からない、存在を確認すらできない(名無し)
そしてコノ夢も誰にもわからない夢に
此処は私の夢だから名前はなくていい
“存在”なんて要らない
そんな愚かな考えでできた世界
私の闇、そしてアタシの世界
私の異端は闇黒へ
私の血は深紅へ
私の矛盾は灰蝕へ
私がコノ名無しの夢の中で紡いでいる言ノ葉
さぁアナタは
私ともに堕ちる覚悟がありますか?
コノ深い奈落の闇へ
名無しの夢に
そう名無しはずっと思っていました
あるとき名無しは「ゆえ」という名前をみつけました
そのまわりにはたくさんの光がありました
名無しは自分に「ゆえ」という名前をつけました
それがいつだったのかのゆえにはわかりません
でもそれが温かく大切なものだということはわかりました
そしてここはゆえの名前のない夢になりました
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唇を開く
「 」
漏れたのは
二酸化炭素だけ
心の中で
泣いている
あなたの聲をきく
何も気づかないふりをして
どうかそれに気づかないで
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回転する地面は
空を知らない
繋がらない思いに
必死にすがりついて
無様
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感情、混沌
思考、混乱
こえ、溢れて
ながれだす
独りを
哀しみと変換し
無力を
無能と名づければ
ぼくは
存在意義を
忘れた
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何もしないまま
時間だけ経過
傷の隙間から漏れてくるのは
苦しみだと
泣いていた
かつての自分
ねぇあなた幸福だったでしょう?
それすら
失くしてしまった
無くしてしまったから
宝物入れは
いはもからっぽの抜け殻のまま
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零度の冷たさと
心の底の感情の鋭さ
触れた痛みは後を引き
鈍痛に変わる
それさえ愛しく
唇に落ちた
透明な感触を嚥下する
ああ 求めたのは
氷のような痛みを伴う
冷たすぎる熱
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